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Dear...Mama 初めまして 覚えてますか? 俺の事を・・・ 生まれてからすぐに捨てたから 分かるはずないですよね 俺は貴女を死ぬまで怨み続けます それが俺に出来る唯一の反抗だから 生んでくれた事には感謝しています だけど貴女の事を母とは呼びません 元気ですか? 会った事はないけど 心配です・・・ 俺が復讐するまでは死なないで 本当の事は言わないけど 愛情を貰った事がない俺は どうやって人を愛せばいいの? 育てられないなら産まないで欲しかった 俺は、俺を苦しめる貴女を許さない 出来れば普通の家庭で暮らしたかった いっぱい甘えたかっただけ でも、それは叶わない夢・・・ そんな事最初からわかっていた 貴女が何を想って俺を産んだのか 少しでも愛してくれていたのか それがわかれば苦しまなかった 例え理由があったとしても 育てる事を放棄した貴女を俺は・・・ いつまでも怨み続けるだろう 本心は胸に隠しながら・・・・・ 『さようなら.....』
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