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「店長、ちょっと聞いてよっ! 新入りの奴、あたしに色目使って来たよ!!」
「はぁ!?」
女の子の発言に、新一は顎が外れるんじゃないかというくらい、口を開いた。
「あっはっは! 新一、新入りの癖にもう姫に唾つけよーとしてんのか!」
店長は手に持った書類でカウンターを叩きながら笑う。
「笑いごとじゃ、ないよ! あたし身の危険を感じて、逃げて来たのよっ!」
両手を腰に当てて、女の子は踏ん反り返る。
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