お姫様

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 店長の顔から、一瞬で笑顔が消えた。 「お前、怪我なんかさせてないだろうな?」 「あ、はい……大丈夫だと思いますけど……」  店長の表情の変化に、新一は気圧される。 「なら、いいけどな。……新一。姫に怪我をさせたり、悪いことを教えたりするんじゃないぞ」  新一は無言で頷いた。 「よし。じゃお前姫と仲良くしてやれよ。たまぁに来る常連さんだから」 「え、あんな小生意気なガキんちょ無理っす。俺子供苦手だし……」
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