遠藤由梨絵としての帰宅

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由梨絵はズボンとスカートだとスカートの方が多く、女の子らしいデザインのモノが多かった。 キャミソール チュニック なで女の子らしいモノを着てその日はいつの間にか寝てしまった… 寝てしまった事に気がつき急いで起きたが、まだ6時だった…… 確か会社は9時からだな…まだまだ時間はあるが…メイクをしなければいけないし… おもいっきり起きた男も女も寝起きはダルいものだ… 『んしょ…シャワー浴びよう…』 男の時は朝風呂なんか入ろうとも思わなかったが、由梨絵となり思想が女装化してきたのか、一番にシャワーという考えになった… 『うっあ~気持いなあ~』 シャー… 『今日は何着てこうかなあ…』 『よし…黄緑色のブラとショーツ』 パチ…スゥ…パチンっ 『ストッキング…ストッキング…う~ん黒にしてみようかなあ…』 『よいしょ…うんしょ……やぱり黒は足が細く見えるなあ…』 カチャ… 淡いピンク色のブラウスに手をかける…着てみる… 胸元からティファニーのネックレスが見える 黒のタイトスカートに足をとをし… 由梨絵の化粧ポーチをカバンより取り出す… フンフン… 化粧は女の子になりたかったとはいえした事が殆どなかったが、ビックリするくらい自然に手が動く… パタパタ………よし…キュっ…… ……ギュウ…… … … 化粧に夢中になってるウチに25分がすぎた… 『女の子はイロイロ時間がかかるのよね…』 なんてブツブツ言っていたらできあがった… 後は髪をまとめて… ギュ… よし…
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