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次の日
教師 「春原(すのはら)」
教師が1人の生徒の名を口にした
教師 「相変わらずいないのか」
隣を見る そこが春原の席だった
コイツも俺と同じ 遅刻常習者だが 俺より遅刻率は 高かった
ふたりあわせて クラスの不良生徒と 言われている
だから気が合う
そしてクラスの中で 唯一心を許して話せる奴だ
1日の授業を終え 放課後に
春原は最後まで 来なかった
結局今日話したのは 朝にあった あの女生徒だけだった
代わり映えしない毎日
この時間誰も家には いない
母親はいないし 父親とは喧嘩をして 俺は怪我をして 肩があがらなくなり やっていたバスケもできなくなった
それから父親は 俺のことを くん付けにして 他人のように感じさせるようになった
だから顔を合わさないように 深夜までは 家に帰らないようにしている
だから寝るのが明け方のせいで 起きるのも遅くなり 学校も遅刻してしまうのだ
そして着替えて ぶらぶらしてから 最後に 行き着く場所は同じだ
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