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行きがけにある弁当屋で 夕飯となる弁当買ったあと
学生寮に行った
うちの学校は 部活動に力を入れているので 地方から来たやつも多い
なので 学生寮がある
俺のような夢を持たない人種とは違う
しかし あいつ 春原は住んでいるのだ
あいつは元サッカー部で この学校にも スポーツ推薦で入学してきたやつだ
しかし 一年の時に他校の生徒と 大喧嘩をやらかし 停学をくらった
その頃には 部にはあいつの居場所は無かった。
退部するしかなかった
それから別の場所に移ることも出来ずに 学生寮にいるのだ。
春原の部屋の前に やたら図体のでかいやつが話をしていた
なぜかと言うと 音楽が隣に聞こえてうるさいと言っていて 文句を言って部屋に帰った
部屋のドアの前でうなだれる 春原
小さな声で
春原 「くそぅ… ラグビー部め…」
と呟いた。
朋也 「んな声じゃ 聞こえねーだろ」
「くそぅ! ラグビー部えぇぇぇーっ!」
後ろに立ち 大きな声で言い直してやる。
春原 「ひぃぃっ!」
春原は俺の頭を抱えると 自分の部屋に入る。
廊下では 『誰だ!!!』と怒声が響いていた。
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