一巻

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「くっ……はぁはぁはぁ」 無理、 マジで無理、いくら俺でも喋れない…… 扉開けたまんま んっな見つめられても喋れねーて どんだけ遠いんだよ… あーチョッとだけ収まってきたかも。背はまだ後ろの柱に預けたまま 自分のクラスを見渡した。 見事に全員めを丸くして、此方を凝視だ、 そりゃそーだよね。 新任の先生がスーツ乱して、入り口ではぁはぁなんて… こうゆう時こそ猫被り、まだ喋れないから笑っとけ。 ニヤリ。 …笑い方間違えた。 ここは爽やかにニッコリだろ!
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