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「オージーキ~~ おーい」
先ほどの青年がたどり着いのは高級住宅と言っていい家が建ち並ぶ中の一軒
その中へずかずかと
勝手知ったる他人の家を表すかの如く侵入していく
いくらか用件の相手がいるであろう場所を探すと相手の方が先に青年を見つけたらしく
「おお!誠!
久しぶりじゃないか!」
といいながら
背後から抱きつかれる羽目となった。
「………で、用事は?」
もう、慣れた事のようで腕を剥がしながらの質問だ
「ああ…(悲しそうな顔もスルー)、お前教員に復業したいていってただろう?」
「あ?ああ…、」
「私の知り合いの学校が
募集してたんでね。誠のことを話したんだよ
そしたら
『いいよ』
て、」
「はぁ~?」
「え?やなの?
まぁ確かに男子校だけど
いいとおもったんだがなぁ」
「おい、おいおいおい!
俺が、なんで前の学校クビになったか覚えてるよな?
知ってんのかよソイツ」
「な~んだそんなこと気にしてたのそうゆう一本義のと通った先生のほうがいいていってたよ」
「ほ、本当かよ………!
教員もどれんのかよ!」
「そうゆうこと(ニコッ
よぉし、じゃあ返事しとくよ」
「お、おう!」
………。。
あまりに簡単で、考えることも詳しく聞く事もなく決まった。俺の再就職の始まりであった。……。
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