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「なぁ。
奴等に何したんだ?」
家にあった食料をすごい勢いで食いながら女に聞いた。
『たいしたことはしてませんよ。
それにしてもいい食べっぷりですね。
何日食べてないのですか?』
「まともな物はもう何日も食ってない。
そういえば名前は?
オイラは龍だ。」
『龍…
いいお名前ですね…
私は鬼姫(おにひめ)と申します。
この子は楓(かえで)です。』
オイラの名前を聞いた時に一瞬だけ悲しそうに見えた。
龍って名前に何かあるのかな?
そう考えていたら鬼姫はもう外に出ていた。
何故か一緒にいたくなった。
よし!
鬼姫について行こう!
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