122人が本棚に入れています
本棚に追加
どうやら光は出口だったようだ。
真二は洞窟を抜けて立ち止まっていた。
少し遅れて俺が出てきて、膝に手を付き息を切らしながら前を見るとそこは今までみたことのない一面、緑豊かな草原だった。
新「ここは、俺達の居た日本にこんな場所はない、違う国なのか?」
息も整い俺は首を傾げ考えるそぶりを見せながら疑問を口にだした。
ふと真二を見てみると真二は震えていた。
よほどショックだったのだろうと思っていると真二は次第にニコニコしだした。
真二「すっげー!!
どこなんだここ。」
真二のこと心配していた自分がバカらしく思えた。
まぁ真二らしいなと思うと気持ちが楽になってくる。
真二「いこうぜ♪」
真二は走り出した。
新「ちょっ、待ってくれよ。」
俺はすぐさま真二のあとを追った。
俺達は草原へと駆け出した。
最初のコメントを投稿しよう!