二人目…大山 緑

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「解った…俺が絶対に君の心を治してみせる。」 俺はゆっくり階段を昇り彼女に触れようとした。彼女は指先が触れそうになるだけでビクっと首を竦めて怯える。 そっと触れただけで、キツく閉じられた目からは涙が溢れ始めた。
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