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そんなこんなで
俺の手元には
遊園地のチケットが一枚。
さて、どうするか…。
今が冬なら
焚き火に使えるのに…。
「じゃあ今度の日曜ね~っ!!」
玄関からナギサの声。
ったく
あいつはいつ移動した……ん?…に、日曜って聞こえたような……
あの馬鹿っっっ!!
俺は疾風のごとく
リビングから飛び出し
叫んだ。
「日曜ってふざけんな!無理だかんな!?」
俺の声は虚しく響く…。
ナギサはもうそこにはいなかったのだ…。
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