一章

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あの日から、ロゼは白の国の城へ行くのが日課になっていた。 ロゼ「なぁ…」 シエラ「……」 ロゼ「…なぁ…」 シエラ「…………」 ロゼ「……無視?」 シエラ「……何」 ロゼ「何でお前は相手を殺さないんだ?」 シエラ「嫌だから。」 ロゼ「はぁ?何が?人殺すのがか?」 ロゼ「お前騎士やっててそんなこと言ってらんな…」 シエラ「何も!!」 ロゼ「ん?」 シエラ「何も言えずに死ぬのは嫌だから……大切な人に……」
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