第一章

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第一章

蒼天已死 黄天当立 歳有甲子 天下大吉 400年続いた漢帝国は地に堕ち世は混乱へと陥った。そこに現れたのが自らを大賢良師、天公将軍と称する張角。太平道の教祖で信者を増やし弟の張宝、張梁と共に後漢に反旗を翻し太平経を唱え信者を集め農民を吸収。 やがて何十万と王朝に不満を持つ信徒が一斉蜂起。目印として黄巾と言われる頭巾を頭に巻いていた事からその物たちは゛黄巾賊゛と呼称されていた。 事を重く見た後漢の霊帝は何進を大将軍とし黄巾鎮圧を命じ、それと共に皇補嵩と朱儁、盧植らをそれぞれ左右中郎将に任命しまた各地から有能な人士を呼び集め、反乱鎮圧に当たらせた。 のちに黄巾の乱と呼ばれるこの大規模な反乱は三国時代の波乱な幕開けへと繋がっていく。
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