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あかり
「でもあいつ、
ちょっとャばくない?
鏡見ながら髪型整えたり
…女かみたいな」
樹里亜
「ぅん、なんか翔太くんと
対象的ですね
ネクタイつけてるし」
あかり
「似合わないのにっ
つーか制服に
合わないっしょ」
その子を見ながら
ひそひそと話してると
その子がきた
○○
「…ぁ…あのや…山田さん」
樹里亜
「はい?」
あかり
「ちょっと待って
あんた誰よ?」
○○
「笠原拓巳です」
樹里亜
「拓巳くんね?
あたしに用かしら?」
拓巳
「あ…あの…
山田さんって」
あかり
(くるか…告白)
拓巳
「何時代が好きですか?
ちなみに僕は幕末
なんですけど」
樹里亜
「いやー
どちらかとぃうと
興味ないですね」
拓巳
「ガビーン」
あかり
(拓巳かー
面白くなりそぅね笑)
その日は結局
拓巳くんがあたしに
何を伝えたいのか
謎のままでした
この時のあたしは
知らなかったんだ
拓巳くんのことが
大好きでたまらなく
なる日がくるなんて
.
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