第1章 結成!モグラ団

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「そうでしたか、目的を立てる事で結束あるパーティーが組めたらいいなとは自分でも思っていたんですよ。皆で支え合う、弱い所をカバーしあえる味方がいたら、素晴らしい事じゃないですか」  最もらしい事を口からでまかせに言ってみた。  バニラはウン、ウンと笑顔で答えてくれていた。 (ああ、素敵な笑顔だべ。このまま二人で冒険出来たらどんなに……)  性懲りもなく、悦にひたるはくえい。  進歩は、ない。
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