私の病気について~障害児の親になるという事~

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ある日、職員会議の時。 主任の話の最中、ずっと静かにしていた華乃が、突然大きな声を出しました。 私はあせって、必死で静かにさせようとあやしました。 …すると、浅田先生が、 「華乃ちゃーん、空気読もうよー!」 と、私を見下ろし、バカにしたように言い放ったのです。 その後も、隣の先生に、あからさまに嫌そうな顔で耳打ち。 私はいたたまれなくなって、泣きそうになりながら、華乃を抱きしめ、 「もう、帰ってよ…。」 と言ってしまいました。
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