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=バイト先のコンビニにて=
私は棚に並べてある商品を整理する仕事をしていた。
夕方頃、一組の母子が入店してきた。
子供は…6歳頃だろうか。
子供がアイスを欲しがり、
それを聞いた母親が
小さく微笑みながら、
アイスをレジに持って行く。
よくある光景だ。
ごく普通の光景だ。
人は、
人を愛し
人から愛され
生きていく。
それらを動力源として、
人は生活する。
なら…私は。
私は、何に突き動かされているのだろう。
何の為に働いているのだろう。
何の為に生きているのだろう。
分からない。
自分はどうして 生きているのか。
何を 求めているのか。
分からない。
“こたえ”を
導きだそうとしても、
その“こたえ”の導き方すら
分からないのだ。
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