② 2月13日~2月14日

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担当医は、 「本人に告知して、延命治療をするか、本人に知らせず苦痛を抑える薬を投与して、意識のもうろうとした中で最後を迎えさせてあげるか、方向性をご家族で相談して結論をお知らせ下だ さい」    「それまではご本人には伏せておきましょう。」 と続けた。    雅夫を連れて、3階4人部屋の病室に入った時、純一は鎮痛剤が効いているのか、眠っていた。
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