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「うぜぇんだよ」
「いや、だから、その、シャツのボタン開けるのは校則で禁「黙れハゲ!誰に向かって口聞いてんだよ。俺様に指図してんじゃねぇぞコラ」
「生徒会長すぅわぁ~ん。兄貴に逆らったら、その分厚いメガネ、粉塵にされちゃうよぉ~?」
「いや、でも規則は守るためにあるのですよ!」
「しゃらくせぇ!規則なんざ破ってなんぼだろうが!」
「そうだぞぉ~?校則とか、兄貴に破って戴くために有るようなモンじゃなぁいのぉ~」
「でも、木場君…」
「あぁん?木場君だあ?知らねぇなあ」
「え?」
「俺様は龍ケ崎中の番長、木場勇華(ゆうが)様だぞ!様付けで呼べやコラ」
「龍ケ崎中学校の生徒会長は、この僕だ!」
「なに言ってんすかぁ~!会長すわぁ~ん!兄貴の機嫌損ねたら厄介っすよぉ~!」
「黙れ糞メガネ!ぶっ殺すぞ!」
バキ!
あうー
飛んで来たのは、木場くんの右ストレート。
顔面に会心の一撃。
メガネは戦闘不能。
僕は瀕死の状態。
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