最初の君、最期の手

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何かを吹っ切るかのような 心地良い春の風 優しく触れる男の指から ピンク色の花弁を掠う ふわりと舞った花びらは 天国の妻へのラヴレター 舞い散るピンクの群れに紛れて スカイブルーの彼方へ消えた…
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