珍事件発生。(あのね、珍しい事件のことね。ウン。)

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「けい~、お待たせ~」 詩園が手を振りながら出てきた。 その後ろを奏がついてくる。 「あのさ、あっちで人が倒れてらしいんだ」 俺は詩園と奏に話した。 一通りの話を聞いた詩園と奏。 「へぇ、ぶっそうだにゃ~。見に行くの?」 にゃ~ってお前……。どこの人だよ。 まぁ、気にしたら負けだな。詩園だし。 「あぁ。詩園と奏はどうする?」 一応聞いてみる。 「僕はいいや。早く店に行きたいし」 「私もいいや」 やっぱりな。まぁ予想してたからいいや。 「そうか。んじゃ、悪いな。店にはまた今度誘ってくれ」 「うん。じゃあ」 「おう」 「ばいば~い」
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