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帰り道…
久々の拓巳先輩との帰り道だった。
久々の先輩の手のぬくもり…
やっぱり本当に好きな人の手は温かく心地良かった。
先輩は相変わらず本当に優しくって私に歩幅を併せて歩いてくれる。
そんな優しい先輩が、本当に私は大好きだ。
「先輩…大好きですよ。」
突然そう言った私に先輩は驚いていたけど…
「まぁ…
俺の方が好きだけどな…。」
と照れながら言ってくれた。
私は、もう迷わない。
この先…もうこの手を絶対に離さない。
先輩…
ずっとあなたの傍にいさせてね…
もしも…もしもいつか先輩が私の元から離れていったとしたら…
その時は、今度は私があなたに片思い…
-END-
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