始まりは…

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私はある日会社で倒れてしまい、とうとう辞めることになってしまった 病院では先生は私の、言う通りの薬をだしてくれる。カウンセリングは嫌いだったけど、私みたいな患者には都合のいい先生… 薬をたくさんためて、家族に隠していた お兄ちゃんには薬に頼ったらダメだと叱られる 腹をたてて私は、リスカやアムカをして左腕を傷だらけにした 部屋中の刃物を捨てられて、台所の包丁も隠された 私は、ますますひどくなりガラスを椅子で叩き壊して、破片でリスカした 生きてる快感と血の流れる快感が私を虜にした 家中血の匂いがして、お母さんは毎日泣いていた 先生はとにかく薬を飲んで寝ていなさいと、薬をたくさんくれる 私はお菓子をかじるように薬を食べた 異常な毎日が2年続いた…
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