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ある日三浦さんから電話がきた
『こんにちは、どうしたんですか?』
『私今どうしたらいいのかわからなくて…』三浦さんは寂しそうな声でそう言った
『もしかして前の旦那さんの事ですか?』
『私…妊娠してたの』
『え?』
『でもね、やっぱりこの前流れちゃって…別れた人との子供でもすごく辛くて
私には弟いるんだけどあまり私の病気に理解示してくれないの。弟も仕事一緒にしてるんだけど、私に振り回されるのはごめんだって昨日罵られちゃった(笑)
流産して落ちてる時にまた落とされるってへこむ
あやめちゃんにはわかってもらえるかなと思って』
『わかりますよ…胸が痛いです。三浦さん今どこにいるんですか?』
『入院してた病院よ。今回出血ひどかったのと、三ヶ月だったから…三ヶ月まで育ったの初めてで…いつも何週目とかで流れたから…だから辛いの…』
『三浦さんの事めちゃくちゃ心配してる人いるんです!すぐにいきますから待っててください』
私は耕平ちゃんにすぐ電話をした
『あやめ、ありがとう!すぐいくから』
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