741人が本棚に入れています
本棚に追加
/55ページ
耕平ちゃんはすぐに病院にいって、病室に入ったらしい
三浦さんはグッタリすわったまま、泣いてたらしい
『凛子さん…大丈夫ですか?』
『田辺君?どうしたの』
『あやめに聞きました。身体はどうなんですか』
『明日退院するから(笑)帰っても店手伝えなくて邪魔なだけなんだけど…』
『もっと自信もって!あの…家帰りにくいんなら俺のマンションにきたらいい!』
『おばさん介護してくれるの?(笑)』
『おばさんなんかじゃない!凛子さんは素敵な女性だ。俺は初めて会った時から凛子さん好きだよ』
『田辺君…』
『すぐとは言わないから俺を男として見てほしいんだ。明日は俺が迎えにくるよ。弟さんの話しも聞いた。ちゃんと説得する!凛子さん!いつまでも待つから俺を男として扱ってほしい』
三浦さんは耕平ちゃんに抱き着くといつまでも泣いていたらしい
今まで我慢してた涙をだしつくすように…絞り出すように…
耕平ちゃんは、この人以外と結婚はしないと、この時に決めたと言った
一生守る人はこの人だと
最初のコメントを投稿しよう!