涙の向こう側

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しばらく彼は出張になった。時々掃除しにいったりして、彼が帰ってきてからはまた普通のせいかつが始まった 最近はあんな事言わなくなって私は安心していた 彼は独身に戻った事もあり、仕事もハードになり、出張も増えた ある日いつものように彼の部屋を掃除していると、カードがでてきた 赤いラメの入ったカードで『スネークローズ』と書かれてあった ナンバーが書かれているだけでなんのカードなのかはわからなかった 私は彼のデスクにおくと、気にもとめず掃除を続けた
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