完成のない未来

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私は順調に江川さんと付き合いをしていた でも少し怖い事があった…私は子供が生めるんだろうか? 一度流産してるし、抗うつ剤が怖かった 薬はまだまだ飲まないと発作も起こる… 江川さんのセックスは優しくて私はとても満足してる 江川さんの子供がすごく欲しかった 時々事務所にお弁当を持っていったりしていた ある日江川さんが『そろそろ結婚しようか?』と切り出してきた 私は嬉しかったけどいろんな不安はかくしきれなかった 『今夜、めーちゃんの家いくよ。話ししてみよう』と言ってくれた お父さん達には付き合いを言ってなかったからみんな江川さんの訪問にびっくりした 『娘さんの過去や病気を全部知ってのプロポーズです。許していただけますか?』 『ホントにうちの娘でいいんですか?またいつ病気がでるかもしれないし、仕事に支障きたしたら…』 『夫婦になったら助け合っていくものです。確実に強くなって、生きているあやめさんが大好きです。病室に飾ってあった菜の花のような生き生きしていくあやめさん愛してます。どうか僕の妻にと思いました』 家族の前で江川さんは私の左の薬指に指輪をはめた お兄ちゃんは『優しい奴なんです、よろしくお願いします』と頭を下げた お父さんもお母さんも頭を下げた
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