涙の向こう側

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マンションの中にあるお店だった ドアを開けると受け付けがあり、彼はカードを見せた 奥はすごく暗く妖しい雰囲気だ 『あやめを連れてきたかったんだ。この部屋だよ』 彼はある一室をあけた 私は驚いた…そこには女性一人に何人も群がる男のかたまりがいくつもあった 奥から『待ってましたよ、ご自慢の彼女さん、楽しみましょう』と男が言った 複数プレイ!私は足がすくんだ そして彼の手を振り切って外に飛び出した マンションの外で彼につかまり『お前ホントにノリが悪いな…いいよもう』 『こんなの普通じゃないよ!セックスって二人のものじゃない!』 『ここの常連の愛さんは、すごいぞ。真面目な仕事に真面目な顔でここきたら、淫乱丸出しさ。お前もそのくらいの女になれよ!』 『なによ!浮気してたの?』 『されて当然だろ…くそおもしろくもないセックスばかりさせやがって。もう少し、男楽しませる女だと思ったよ!』 私は彼の言葉に泣きながらタクシーをひろい、自分のマンションに帰った
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