涙の向こう側

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すごく悔しかった…でも彼に逆らえない私は次の日、仕事が終わりいつものように彼の部屋に行った 鍵を開けた瞬間、香水の匂いと、女の喘ぎ声が聞こえた ベットの上には彼と知らない女、知らない二人の男がセックスをしていた 『あやめ…この人が愛さんだ…俺のパートナーだよ…』女は私をちらっとみると少し笑った 人間の塊だった… 精液の匂いと香水の匂いで吐きそうになる 私はしばらくその行為を見つめていた… こんな人3年も待ってたの? 私いったい何してたんだろ? 私は彼にもらった指輪をテーブルに置いた… なんで彼に逆らえなかったのか?理由は一つ 妊娠していたからだ
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