勝利券

6/13
前へ
/81ページ
次へ
アダン「確かにそうかも知れないけど・・・奴らしつこいからサンでも対象出来ないと思って・・・それに、サンは何かよくわからないけど守ってあげたくなるもん。」 無自覚なアダン・・・ ロック「それってやっぱり好きなんじゃないか!!」 信じられないと言わんばかり目を開いているロック・・・ ライル「ロック、諦めろ・・・アダンは無自覚だ。」 ロックを慰めるかのようにポンッと肩に手を置くライル・・・ アダン「何だよぉ・・・別に無自覚じゃないもん!!」 そう言ったアダンは拗ねたように温泉に入って行った。 温泉から上がったアダン・・・ 僕はサンの事、好きなのかな? ただ単に守りたいって思うだけなのに・・・ それに、サンだけじゃなくてロックもライルも守りたいって思ってるのにな・・・ でも、あの時・・・ サンが奴らに触られかけた時にカッとなったのは何だろう?
/81ページ

最初のコメントを投稿しよう!

194人が本棚に入れています
本棚に追加