影の企み

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バタッとアダンが倒れる。 ロック「ライル!?お前、自分が何してるかわかっているのか!?」 ライルの行動に驚いたロックは大きな声で叫んだ。 サン「いくら、冗談とは言え、やり過ぎだ!!」 アダンを刺された事に怒るサン・・・ ライル「冗談?俺はずっとこの時を待っていた。戦力を集めるのは大変だったけどな。」 ニヤリと笑うライル・・・ アダン「どうして・・・こんな事を・・・?」 溢れる血を止めようと押さえながら苦しそうに言うアダン・・・ ライル「・・・俺がどうしてこんな事をしたのかは、今の世の中を見てみろ。何て貧富の差だ・・・俺は憎んだよ。八大貴族を・・・」 そう言ったライルは三人を睨み付ける。 ロック「だからって、こんな事をして何になるんだ!?」 ライルの行動を信じられないのか、驚愕で目を開いているロック・・・ ライル「あるさ・・・今の世の中が変わる。その為に君たちを監視しながら力を集めていたんだ。」 ニヤリと笑うライル・・・ ライルの正体は怪しい影だったのだ。
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