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「………フッ。」
「…意味わかんねぇ。」
「ねぇ～！？せっかく僕が掲示板まで行けるようにって教えてあげてきたのにさ！」
「拓海…だから？」
「！！リュウ！？ヒドくねっ！」
「誰も頼んでねぇって…」
「リュウ、その辺にしておいた方がいいよ？拓海がスネたら…面倒だからね。」
「！！晃平もヒドイじゃん！？」
「いた！リュウ！晃平も拓海も！早く来い！先生が呼んでるぞ！」
「潤夜？…もうそんな時間か？」
「…みたいだね？早く行かないと、魁と潤夜が可哀想だ…」
「だりぃなぁ～っ。」
「…リュウ。」
「はいはいっと。」
杏那と陽良がはしゃいでいる姿を、校舎から見つめる視線に、まったく気づかない二人でした。
「晃平！？」
「…あぁ、ごめん…」
「ん？」(杏)
「…どした？」(陽)
「え？…ううん、誰かいたような気がしたんだけど…」(杏)
「？………校舎？」(陽)
「うん。」(杏)
「そりゃ誰かいるだろ？今日は２年も３年もいるんだから、校舎に人がいてもおかしくないって。」(陽)
「そう‥だよね。」(杏)
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