☆衝撃の入学式☆

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  それに、別にヲタクになったワケじゃないと思うんだけどなぁ。 いろんなことに興味を持つ… って、いけないこと?   「杏那!早く下りてきてご飯食べなさい!入学式から遅刻したいの!?」   お母さんに叫ばれ、時計に目をやると… 大変!!もう7時になっちゃう!   あたしは急いでカバンを持ち、下へおりて行った。   「まったく、電車の時間に間に合うの?」   「大丈夫、まだ間に合うよ。ちゃんと考えてるから。」   「…どこがよ?」   ………考えてたんだよ? あたしは苦笑いを残して、外へと飛び出した。   桜華(おうか)学園… 可愛い名前じゃない? 桜華学園… あたしの家から桜華学園までは、電車で1時間くらい、駅から徒歩で20分くらいと、少し(かなりかな?)遠い所にあります。 なぜ、そんな遠い学校にしたか…さっきから言っていますが、学校名に惹かれたからです。 あんな素敵な名前の高校なんだもん、きっと、素敵な高校だと思うんだよね。   ………間違ってますか?   駅まで走って、余裕で乗る電車に間に合ったあたしは、ホームで軽く息を整え、汗をハカンカチで拭き、周りを見渡した。  
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