異国

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翌日、竜馬の家に行くと。 「おう。来なさったか。」 「はい。」 「もう少し待っててくんかね?案内のやつが迎えにくるきに」 「そうですか。誰です?」 「饅頭屋じゃ」 その時、 「坂本さん。饅頭屋はよしてくださいよ。」 と顔の長い男が入って来た。この男の家が饅頭屋なので饅頭屋と呼ばれている。 「来たか。ほいじゃ行くとするかね。饅頭屋が近藤長次郎さん、こっちが佐々木戌太さんじゃ」 「よろしく。」 「よろしくお願いします。それじゃついてきてください。」
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