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「ねぇ。キミ、名前なんて言うの?」
アイスの問いに、少年は知らん顔。
「僕、アイス。キミは?」
「…ショルキー。」
アイスが名乗ると、少年ショルキーはポツリと呟いた。
「ねぇ!!ショル君って呼んで良い?」
「どうぞ。」
アイスの言葉にショルキーは無表情で言う。
「ねぇ。どうして無表情なの?」
「別に…。笑う理由なんてない。」
アイスの問いにショルキーはそれだけ答えると、その場から立ち去った。
アイスは首を傾げつつも、今度はタイマーを連れていこうと思ったのだった。
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