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龍太郎にも話したとおり、最後に用具室に行ったのは12時前後。
そして準備室であなたと話したのが2時前後。
再び戻ったときには3時間近くが経過していた。
私は、ドライバーでカギを壊して扉を開けた。
まだ危険な空気は残っているから時間との勝負だったわ。
もちろん私は解毒剤を持っているから心配ないのだけれど。
扉を開けると、懐中電灯の明かりを灯して中を見た。
みーんな倒れてた。
柏木は元々死んでいたけど、原田こそ苦しそうな表情を浮かべていたけど、ほかの3人は穏やかに眠っていたわ。
佐伯と遠藤に至っては、手なんかつないじゃったりしてね。
でも一応。
ちゃんとナイフで喉を裂いてきた。
万が一意識を失っているだけ、仮死状態にあるだけ、だったりしたら困るものね。
仕事はきっちり終わらせなきゃ。
そして全てを終えて私はここに戻ってきたの。
わかったかしら?」
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