廃墟のラブホテル

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廃墟のラブホテル

宮崎県にあるラブホテルでの体験です。 『何だこの建物は?』 『おかしくねえ』 ネットで調べて、肝試し来たのだが着いてビックリした。 国道の入り口から入ったのだが、建物の後ろに着いた。 『入り口を探してみようか』 『そうだね』 反対側に回ると入り口を見つけた。 『やっぱりおかしくねえ』 『だよね』 『何で山の方に向かって、建物が建ってるんだろう』 『中に入って見ようか?』 『そうだね』 中に入った所で怖がってた友達が 『ごめん、俺外で待ってるわ』 『怖くなったんだろう』 『何かここ気持ち悪い』 『分かった。入り口で待っといて』 『分かった』 怖がってた友達を入り口に残して、残りの友達と中に入った。 一本道を真っ直ぐ進むと、カウンターがあった。 中は時間がたってたせいで、ボロボロだった。 『結構ボロボロだね』 『足元に気を付けてね』 会話をしながら1つ、1つ部屋を見て回った。 ある部屋に着いた時に、ある話を思い出した。 『この部屋だけ綺麗だね』 『知ってた?このラブホに、ホームレスが住み着いて亡くなった話』 『知らない』 『何でも首が無かったんだって』 『やめてよ、怖いじゃん』 『噂話だよ』 『とりあえず先に行こう』 『そうだね』 先に行ってると前の方から、人が歩いて来た。 『ん、誰だろう?明かりも持たないで』 『ねぇあの人おかしくない?』 『だよね』 話してると、前の人が僕達の側を通った。 『こんばんは』 挨拶をした瞬間、背筋がゾッとしてその場に凍りついた。 首の無い人が歩いていたのだ。 『ウワー』 僕達は叫びながら逃げ出した。 カウンター付近で、入り口で待ってたはずの友達がいた。 『何でここにいるの?』 『分からない?気付いたらここに立ってた』 『俺達さっきヤバい物見たんだよ』 『早く逃げるぞ』 話してる時に後ろから 『み~つけた~』 後ろを見ると首の無い男が。 『うわ~』 僕達はその建物から逃げ出した。
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