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ふぅ~奥さん歩くの早いわ
行き先に一直線って感じ!
あ、っと。喫茶店に入った
やけに狭いな。入ったらばれる事間違いないわね。
ここまで、偶然は有り得ないし。待つしかないかな?誰かと待ち合わせだわね。
喫茶店か。なんか喫茶店には、なにかと縁があるわね
くつろぎたいわ。
あれ?出てきた?
隠れないと。
トイレでも借りていたのかな?
だから、あんなに急ぎ足でしたか。
誰かに電話しているみたいね。
遅れるとか、伝えているのかな?
トイレじゃ仕方ないよね!
歩き出したわ
つけないと、見失う~と
なんでよ?娘が奥さんを後を追うの?
その前に、なんで!娘がここにいる訳!
あ、携帯に電話だ!息子からだ
「もしもし、お母さん。そんな所でキョトンとしてないで店に入りなよ」
「店って?ここに?なんで、あなたはここにいるの?」
「気付いてないかな?ここの店の名前」
「ジェン」
「そう!ここで待ち合わせしていたんだよ」
とにかく、尾行は娘に任せて、店に入った
「はじめまして。弥生です。この前は助けてもらいありがとうございました。」
「いいえ。もう大丈夫?気をつけて方がいいわ。弥生さんはかわいいからね」
「今日は困っている事があるんですって?」
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