91人が本棚に入れています
本棚に追加
『聖羅君‼‼』
と、突然聖羅の名前を呼ぶ声がし、聖羅は『……アイツか……💢💢』と独り言を喋り、嫌々とその人物の方へ向いた。
『サトルン‼‼』
珠枝はニッコリと笑いながらその人物に手をふった。
『聖羅君‼‼君は珠枝君の誘いにものらないとはどういう事だね‼‼』
奴の名は悟(さとる)。学年トップの成績を持つ。超真面目でうざってー奴だ。聖羅が好きらしい。でも素直じゃなく、いつも聖羅と喧嘩ばかりする。
『はいはい…💢💢耳元で大声出さないでもらえます??』
聖羅は片耳を指で押さえながら悟を睨んだ。
『何だね‼‼その態度は‼‼‼君は嗜みというものがないのか‼‼』
『ウルセェ‼‼唾液を飛ばすんじゃねぇよ‼‼このド真面目野郎💢💢汚ねぇな‼‼💢💢』
『“ウルセェ”とは人に向かって言うものじゃないね‼‼‼君は女の子のクセに言葉が悪い‼‼‼‼女の子は珠枝君みたいな優しくて可愛い子の事を言うんだ‼‼‼‼』
『テメェ何かに“可愛い”とか“優しい”とか言われたくないね‼‼』
ま♥何て仲が良いのかしら♥と思いながらニコニコ笑いながら見てる珠枝がいる。
最初のコメントを投稿しよう!