カルマの坂

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朝、少年は目を充血させて朝市にいた。 人を買うつもりはない。 だが、昨日の少女が気になってしょうがなかったのだ セリが始まった 一人の男がみんなの視線を浴びていた もちろん商品として… 「100出すぞ!」 「なら150!」 ハイ。150で決まり。 ………… 少年はなんどかこのセリを見てきたが慣れるものではない。 人が簡単に買えてしまうんだから… そして最後に目玉商品として少女が大衆の前に出された
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