カルマの坂

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「1000だ!!」 「なら1500っ!」 「1600!!」 …………… 少年は驚いた。 想像も出来ない程の値段で少女は買われたのだ もちろん少女はそんなこと望んでいない。 顔は下を向き、弱々しい足どりで自分を買った大人のところに歩きだす。 「こんにちは。僕が今日から君のパパだよ。んー名前はどうしよっか、まぁそのうち決めとくよ!さぁ早くお家に帰ろう」 少女は何も言わずに後に続いた………
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