カルマの坂

15/20
前へ
/37ページ
次へ
少年はまたあの玄関にいた。 外は暗く、日付を跨いだあたりだろうか… そして右手には先程その辺の店で盗んだ剣が握られていた。 少年は玄関を剣で思いきり叩いた。 ものすごい音とともに部屋に入れた。 同時に警報も音をだしていた。警備員が来るのも時間の問題だ。 神様がいるとしたら、 なぜ僕らだけ 愛してくれないのか… 警備員が駆け付けたのはそれから間もなくだった…
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!

55人が本棚に入れています
本棚に追加