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作品では、これら一切が白紙に戻され、新たに帝国科学研究所の技術提供によって、高速かつより戦時標準化された船舶として建造されている。
そのため、建造構想は第三次標準船に近く、速力は第四次標準船のそれに近い。
作品内での第一次標準船は以下の通り。
〔1A型〕
大型貨物船。もっとも建造された輸送船。艦本式の機関を用いており、最大22ノットの速力を持つ。作中に登場する「日進丸」「千代田丸」「佐賀丸」「東海丸」「望征丸」「城武丸」「第一力丸」「海老名丸」は全てこの1A型。
〔1C型〕
中型貨物船。速力20ノット。
〔1D型〕
重量物専用貨物船。速力20ノット。作中に登場する「朝霞丸」「千秋丸」はこの1D型。
〔1E型〕
小型貨物船。速力15ノット。
〔1K型〕
鉱石船。1E型と同じ構造を持つ。速力15ノット。
〔1TL型〕
大型油槽船。南方と内地間を結ぶ主力タンカーであるが、艦隊に随伴する速力を持っており、最大速力23ノットを持つ。
〔1N型〕
海軍の摩周型航空母艦、「摩周」「淡海」「浜名」「相模」「十和田」「常盤」が竣工。陸軍に「山汐丸」「千種丸」として二隻が貸与されている。詳細は本編を参照。
〔1M型〕
陸軍のM型特殊船、M甲型「日向丸」「摂津丸」、M丙型「熊野丸」「ときつ丸」がある。主人公が所属しているのがこの「熊野丸」。速力最大20ノット。詳細は後述の各項目を参照。
登場:プロローグ・ミッドウェイ作戦・叛乱など
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