始の章~学校

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「いいんですか?」 「我が学園の園風は、『自由な学園生活』、それは誰に対してもですよ。由衣さん、ようこそ。我が紅秋学園へ」 学園長先生は、由衣に、優しい笑顔と手を差し伸べた。 由衣はどうしていいか迷ってはいたが、学園長先生の笑顔を信用したように、手を掴んだ。 「それじゃあ、お願いします。由衣のこと」 それだけ言うと、俺はお辞儀して、部屋を出た。そして、自分の教室に向かった。
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