10年目の約束

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ポーン、ポーン… あっ!お散歩の時間や! 僕の時計は音が鳴る。朝はこのポーンが7回鳴ったらきみたんを起こすんや。 きみたんを起こすのは僕の仕事だった。 そして、夕方ポーンが五回鳴るとお散歩の合図。 僕は黄色の紐を口に加えきみたんの所に行く。 でも…まだつばるやヤツとお話中。 いつまでいる気なんや! せっかくきみたんとヒナちゃんがお休みなのに… 2人はお仕事の時間がバラバラ…お休みもバラバラ…2人一緒の休みはあまりなかった。 侯「絶対に上手くいくんや!さっさと言えばいいやろ。」 安「そんな簡単に言えんわぁ!」 昴「そうや!大体お前たちはどうやって付き合ったんや?」 雛「今更聞くか?」 侯「そんな前のこといちいち覚えとらんわぁ!」 雛「えっ?覚えてないのか?」 侯「おっ…おん。」 昴「お前たちはいつから付き合ってたん?」 侯「さぁ~?いつやったかな??」 雛「………」 ヒナちゃんの表情が変わる。 なんか凄く悲しい顔しとる…
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