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ヒナちゃんは少し怒った顔をしながら真っ赤な紙を剥がして箱を開けた。
箱の中身を見てヒナちゃんは止まる。そして…
涙…??
ヒナちゃん……
ヒナちゃんが泣いてる!
『ヒナちゃん!ヒナちゃん!』
僕が呼んでもヒナちゃんの涙は止まらない。
『きみたんのバカ!ヒナちゃんになにしたんや!!』
僕がまたきみたんのズボンをかじるときみたんは僕を抱き上げて頭を撫でた。
『僕は怒ってるんや!』
きみたんは涙を流すヒナちゃんを微笑みながら優しい目で見つめていた。
ヒナちゃん泣いとるのに…
侯「ちょっと違うけどそれでええやろ!」
雛「おん…ありがとう。侯隆。」
ありがとう…??そんなにきみたんからのプレゼントが良かったんか?
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