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侯「はよ、食べるぞ!」
雛「そうやな。」
ヒナちゃんは嬉しそうに皿を用意した。
なんか…ええ雰囲気…
何でかようわからんけど、ヒナちゃん笑ってるしもうええわぁ。
僕は怒るのをやめた。
『僕もまぜて~や!』
雛「りょうも食べるか?ええよ。今日は特別な。」
侯「良かったな~」
きみたんは膝の上に僕を立たせてくれた。
僕はテーブルに前脚を置く。いつもはテーブルに足を置くと怒られるけど今日はヒナちゃんはニコニコしながら僕のお皿にうどんを入れてくれた。
僕、いつものがええな~。これ…あんまり味ないんやもん。
侯「しかし、よくまぁうどんばかりこんなに作ったな~。」
雛「何から食べる?サラダうどんか?煮込み?焼き?ザル?」
侯「何でもええよ。」
僕のお皿には茶色に染まったうどんが置かれた。
クンクン…
さっきより匂いあるわぁ!
パクッ
うん!美味しいわぁ~
味がある。僕は夢中で食べた。
ヒナちゃんもきみたんも楽しそうにうどんを食べたんや。
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