2045人が本棚に入れています
本棚に追加
/127ページ
ヒナちゃんは機嫌よく片付けをしていた。
片付けながらヒナちゃんはきみたんと付き合い始めた話をしてくれた。
昔、ヒナちゃんときみたんはうどんが大好きでよく食べに行ってたんやって。
そんで10年前の今日、きみたんはヒナちゃんのために手打ちうどんを作ったけど不味くて食べらんなかったみたい…
落ち込んでいたきみたんにヒナちゃんは…
「俺と付き合ってくれたら美味しいうどん作って食わしたるわぁ!」
て…告白したんやって~
そしてきみたんは…
「じゃぁ、俺はうどんのかわりに10年後ヒナの欲しいもの買ってやる!」
ってケチなきみたんが言って…その時ヒナちゃんがねだったものがあの箱の中身みたい…
何で10年後?
ってヒナちゃんが聞いたら…
今はお金がないから10年後には金持ちになってる予定だから。ときみたんは言ったんやって。
アホやろ~とヒナちゃんは笑って話した。
なんかあんまり素敵な付き合い方じゃないけど2人らしいわぁ~。
そう思いながら僕はヒナちゃんの話を聞いたんや。
最初のコメントを投稿しよう!