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そしてまた歩きだす。
てくてくてく…
テクテクテク…
ピタッ…
あっ、また止まった。
「いい加減にしろや~」
そう言ってにーさんは僕を持ち上げた。そして僕の首の周り付いているモノをいじる。
「飼い犬やろ。はぐれたのか?
しっかし、びしょびしょやな。こんなに濡れていたら風邪引くわぁ」
そして突然、僕を変な布切れでなでまわす。
『ひゃ~!!やめて~や、くすぐったいんや~』
僕は体をぶるぶるさせた。僕の体についていたお水は勢い良く飛び散った。
「わぁ!なんや、やめろや」
あっ…ごめんなさい。
僕のお水かかっちゃった~
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